正しい姿勢について

ここでは正しい姿勢について、詳しく説明していきます。

正しい姿勢を身に付けることにより、股関節にかかる負担は激減して、疲労の溜まり方だけではなく足のむくみや凝りにも非常に効果を持ちます。
では正しい姿勢とはどんな姿勢なのか?間違った姿勢とはどんな姿勢なのか?詳しく見ていきましょう。

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まずは立っているときの正しい姿勢です。
腰から上の体重の理想的なかけ方は、首→背中→腰→膝→足首の順に弧を描くようでいながら、総合的には中心に体重が乗る形です。このまま顎を引いて、つま先を45度に開いてかかとを地面に付けて立ちます。軽く胸を張るために、背中の肩甲骨を閉じるようなイメージで肩を開きます。これが正しい立ち方です。

次に歩いているときの正しい姿勢です。
上記の正しい立ち方から、足を前に出すときには、膝から前に突き出す意識で足を出します。着地の際は常にはかかとから入り、蹴るときはつま先で蹴ることを意識します。腕は力を抜いて振り、頭のてっぺんを真上に軽く引っ張られたような意識も持つとさらに良いです。視線は少し先を見るのが良いですね。これが正しい歩き方です。

座っている姿勢にも、椅子に座っているときと地べたに座り込んでいるときとでは、また違った座り方になります。
正しい椅子の座り方は、まず背もたれがある場合は背もたれにお尻が付くように深く腰を入れましょう。膝の位置はお尻より少しだけ高い位置の方がより好ましいです。顎を引いて、少し胸を張るよう背筋を伸ばし、手は膝の上か肘掛があれば置きましょう。
背もたれが無い場合はお尻の下に折りたたんだタオルを1枚敷いてください。これだけで腰への負担が激減します。

そして正しい座り込み方です。座り込みには、正座やあぐらなど色々な座り方があります。
正座の場合は、膝を少し開いて両足の親指同士を交差させます。手は足の付け根辺りに置くと背筋を伸ばしやすく、軽く胸を張れます。
あぐらの場合は、背もたれが無い椅子に座っているときと同じように、タオルを使用すると良いです。膝を曲げるときには、膝の裏側を手で支え持つことで膝から下が脱力した状態になるので、片方ずつ曲げます。上半身は同じように軽く胸を張るように意識します。

やはり意識してその姿勢を続けることが一番難しいことです。常に出来ていなくても、意識する時間を増やして体が覚えてくれれば、いつか無意識に自分のものになるでしょう。

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